安全情報
SAFETY

安全情報の開示について

令和7年6月16日更新

 平素は「庄川遊覧船」をご利用いただき誠にありがとうございます。
 さて、令和4年4月23日に発生した「北海道知床沖観光船沈没事故」では、遊覧船を楽しみにしておられるお客様の中に不安を覚えられた方もおられるのではないかと心配しております。

 そこで、弊社で現在取り組んでいる『安全』に関する情報をお知らせすることにより、安心して“小さな船の旅”をお楽しみいただければと思いこのページを設けました。
 参考にしていただければ幸いです。

安全方針

事業者の定める安全管理規程には、会社としての「安全に関する基本的方針」を制定することになっております。

庄川遊覧船は「安全快適な船旅をお客様に提供することにより、社会に寄与し事業の発展をはかる」との経営理念に基づき、以下の安全方針を定め安全運航の確保に努めます。 

  • 安全最優先の原則を徹底します。
  • 関係法令及び社内規程を遵守します。
  • 安全マネジメント態勢の継続的改善をはかります。

安全に係る設備

救命設備

規則では、「平水区域では、定員人員を収容するため十分な救命浮器(いかだ)を備え付けておれば、救命胴衣は定員人員の10パーセントを備え付ければよい」となっております。

やまぶき クルーズ庄川 はやぶさ丸
旅客定員 120名 94名 31名
救命胴衣
大人用 13着
小人用 12着
大人用 10着
小人用 10着
大人用 4着
救命浮環
2個 1個 2個
救命浮器
22名用×6艇=132名分 12名用×8艇=96名分 12名用×3艇=36名分
無線設備

規則では、湖、川のみを航行する場合は無線等の設備は不要となっておりますが、弊社では安全確保の観点から下記設備を導入し、日常的に交信を行っております。
なお、小牧港を出港してしばらくのところで2~3分間の不感地帯がありますが、運用上支障はございません。

無線種類 IP無線
運営会社 モバイルクリエイト㈱
船舶(船長)

船舶(船長)

事務所(運航管理者)

事務所(運航管理者)

運航中止条件

通常、運航中止要件は風速、波高、視程の3要素ですが、弊社の場合ダム湖という特殊性から「波高」に変えて、小牧ダム湖上流3㎞にある祖山ダムの「放流量」を採用しております。

風速 流速(祖山ダム放流量) 視程
12m/s(10分間平均)以上 500㎥/s以上 300m以下

船舶検査受検状況

毎年、検査機関による定期検査を受けております。

やまぶき クルーズ庄川 はやぶさ丸
検査機関 北陸信越運輸局
富山運輸支局(伏木庁舎)
日本小型船舶検査機構
金沢支部
日本小型船舶検査機構
金沢支部
受験年月日 令和7年6月20日 令和7年5月9日

令和5年12月6日 次回令和9年3月までに

検査種別 特1中間検査 第1種中間検査 第12回定期検査

船客傷害賠償保険加入内容

補償内容には、救助費、手荷物、緊急費用等も別途含まれています。

保険契約者 一般社団法人日本旅客船協会
船客賠償限度額 1名あたり1億円
保険期間 令和7年4月1日~令和8年3月31日

安全性向上に向けた自主的取り組み

  • 毎年4月に年間安全衛生活動計画を策定。
  • 毎月一回、全員ミーティングを開催し情報交換。
  • 毎年1回、非常時実地訓練を実施。
  • 毎年1回、ヒヤリハット反省会を実施。
  • 夏季安全総点検、年末年始安全総点検の実施と運輸局への結果報告。
  • 運輸局、旅客船協会主催の講習会、研修会への積極的参加。
落水者救助訓練

落水者救助訓練

オイルフェンス展開訓練